FC2ブログ
石川県金沢市にあるチュー二ングショップ スピードショップファントム
絶体絶命からの覚醒
6年目のシーズン

1月に引退をかけて 愛知県 作手高原カートランド でのレースに出場しました

このレースは、父親に『このレースは俺はいかない、お前一人で行って来い』

と言われ、一人ではレースは無理なので、カートを始めたばかりの初心者のチーム員の方に

拝み倒してついてきてもらいました

このレースは地方選手権の前哨戦で、東海勢の草レースのトップ選手が多く参戦していました


愛知でのレースは1泊2日となるので、他のチーム員の方は都合がつきませんでした

このコースには、何回も練習には行っていましたが、カートの本場 東海地方の地元

練習量では圧倒的に地元が有利、さらに東海地方の名門チームは全日本の選手や、地方選手権の

上位の選手が、下のカテゴリーの選手のサポートに来ていて、組織的にレースを戦っている・・・

方や私は、プライベートで初心者の方を連れて単独で、東海勢の本拠地でのレース

雨除けのテントもなく、戦略からマシンの整備まですべて一人でやらなければいけない状況・・・

引退の片道切符を手に入れていました

004_20130509081007.jpg

レース当日は天候が急変し、レインタイヤ→ドライタイヤ→レインタイヤと変えなくてはいけない

コンディションで、周りのチームは皆で協力して作業していましたが、私は初心者に任せるわけにはいかず

一人でタイヤ交換しながらカートを押してグリッドに向かい、ぎりぎりスタート

に間に合うような状況で、体力的にも精神的にも追い込まれました

その当時、ウエット路面が苦手だったこともあり、もう絶体絶命でした・・・

予選3番手から、ウエットでの決勝スタート

もう、何も考える余裕がなかった私は、無心で走っていました

スタートで1台、1コーナーで1台かわし、その後は後続を引き離し独走で優勝でした

これまで、ウエットが苦手だった自分が嘘のようにウエットが得意になっていました

外から見ていた人によると、全コーナーゼロカウンターで滑らせていて、それを見ていた

全日本のトップ選手が首をかしげていた、と言っていました

当時、カートでのウエット走行は丁寧にグリップさせて、いかにロスなくタイムを稼ぐか

という走り方が基本?でしたが、その時の私はコーナー手前からフェイントで向きを変え

皆がアクセルオフで曲がるコーナーをアクセル全開で曲がれました

自分でも不思議なくらい速く走れました・・・追い込まれて潜在能力が引き出される

という事を初めて経験した瞬間でした

このレースで優勝し、かろうじて引退を免れた私は、

この年はもう1回地方選手権で修業する事になりました









スポンサーサイト