GC8のEJ207ヘッドをオーバーホール

画像は以前に製作したGDBのヘッド
バルブガイドがガタガタなので交換して、シートカットして、
タペットクリアランス調整しようとしたら・・・
以前に一度シートカットしてあるヘッドらしく、タペクリ詰まりすぎ
一番薄いシムでもクリアランスがほとんどゼロ・・・

シムを削るか、ステムエンドを研磨するか・・・
どっちにしても、リテーナーとリフターが近づきすぎて心配だ・・・
むう、どうするべ・・・と考えていたら、GDBのリフターが使えそうな事に気が付いた
手持ちのGDBリフターを計測してみたら、リテーナーとセットで流用可能でした
GDBのリフターはシム一体のシムレスリフターで軽いので、GDBリテーナーとセットで
使えば軽くなるメリット付き
動弁系の軽量化は高回転に効くので、怪我の功名?ですな
バルブ突出し寸法も長くなっていたので、バルブスプリングのセット荷重をシムで調整し
組み付け完了~


画像は以前に製作したGDBのヘッド
バルブガイドがガタガタなので交換して、シートカットして、
タペットクリアランス調整しようとしたら・・・
以前に一度シートカットしてあるヘッドらしく、タペクリ詰まりすぎ
一番薄いシムでもクリアランスがほとんどゼロ・・・

シムを削るか、ステムエンドを研磨するか・・・
どっちにしても、リテーナーとリフターが近づきすぎて心配だ・・・
むう、どうするべ・・・と考えていたら、GDBのリフターが使えそうな事に気が付いた
手持ちのGDBリフターを計測してみたら、リテーナーとセットで流用可能でした
GDBのリフターはシム一体のシムレスリフターで軽いので、GDBリテーナーとセットで
使えば軽くなるメリット付き
動弁系の軽量化は高回転に効くので、怪我の功名?ですな

バルブ突出し寸法も長くなっていたので、バルブスプリングのセット荷重をシムで調整し
組み付け完了~

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グッドコンディションのS15シルビア
5~6年前に当店で製作した、GT-RSタービン&250度カムのエンジンは
オーナー様がしっかりメンテナンスされているので、今も絶好調です
普段乗らない車なので、久しぶりのオイル交換

エンジンオイルはストリートがメインの使い方なので、ハイパワーエンジンを保護しながらも
フリクションの少ない WAKO’S 4CR 15W50 をチョイス

オイルフィルターも交換して、オイルパンの中に残ったオイルをストローでチューっとして
3.5Lでした

ミッションオイルは、冷機時からシフトフィールの良い MOTYL GEAR 75W90
をチョイス 1.8L

当店では大抵のガスケットは在庫しているのでオイル交換時新品に交換します、本来ガスケットは
毎回新品交換が基本ですが、交換せずに再使用しまくりで伸び伸びになって食い込んでいるのをよく見かけます


オイルパンにはこれだけのオイルが残ってました~
日産、三菱は結構残ってますね

オイル交換のついでに、エンジンルームを点検
しばらくプラグも換えていなかったので、冷却水とプラグも交換
これで、まだまだ調子よくのれそうですね~

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〒920-0054
石川県金沢市若宮1丁目141
スピードショップ ファントム
http://www.phantom-sp.co.jp/
info@phantom-sp.co.jp
tel&fax 076-263-5540
定休日 日曜日、第3月曜日
営業時間 10:00~20:00
ラジエター破損する車両が増えてきました

この画像(GC8のラジエター)のように樹脂タンクにクラックが入り水が漏れるもの
タンクとコアの合わせ目からしみだして漏れてくるもの
等の破損が多いです
破損の仕方や、条件によってはエンジンがオーバーヒートしてしまうこともあります
破損する前に点検して、トラブル予防をおすすめします
アルミラジエターに交換したり、純正ラジエターを樹脂タンクのみ交換して修理したり、用途によって
使い分けています
アルミラジエターの場合はほとんどが受注生産なので、ラジエターが破損する前に注文しておかないと
選択肢に入らない場合が多いですが・・・
ラジエターキャップをハイプレッシャーに変えている場合は、ラジエターや冷却系の寿命が
縮まりますので要注意ですよ~

この画像(GC8のラジエター)のように樹脂タンクにクラックが入り水が漏れるもの
タンクとコアの合わせ目からしみだして漏れてくるもの
等の破損が多いです
破損の仕方や、条件によってはエンジンがオーバーヒートしてしまうこともあります
破損する前に点検して、トラブル予防をおすすめします
アルミラジエターに交換したり、純正ラジエターを樹脂タンクのみ交換して修理したり、用途によって
使い分けています
アルミラジエターの場合はほとんどが受注生産なので、ラジエターが破損する前に注文しておかないと
選択肢に入らない場合が多いですが・・・
ラジエターキャップをハイプレッシャーに変えている場合は、ラジエターや冷却系の寿命が
縮まりますので要注意ですよ~

操業当初から、何度も校正しながら使ってきたトルクレンチを新調(30年モノ)

社長がコツコツと揃えてきた愛用のSNAP-ONのトルクレンチ
トルクレンチも30年の間にこれだけの数に増えました

こんなにたくさんいるの?と思うかもしれませんが、当店の作業品質を維持するには必要なんです
通常作業用、エンジン組み立て用、LSDイニシャルトルクチェック用、ベアリングプリロード調整用
その他・・・

最近では年間1~2台しか入庫しない、RX-7 FD3S用のSST(特殊工具)と
整備解説書、配線図までありますw
当分、工具貧乏は続きそうです・・・全ては正確かつ迅速な仕事の為に・・・
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石川県金沢市若宮1丁目141
スピードショップ ファントム
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info@phantom-sp.co.jp
tel&fax 076-263-5540
定休日 日曜日、第3月曜日
営業時間 10:00~20:00

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トルクレンチも30年の間にこれだけの数に増えました

こんなにたくさんいるの?と思うかもしれませんが、当店の作業品質を維持するには必要なんです
通常作業用、エンジン組み立て用、LSDイニシャルトルクチェック用、ベアリングプリロード調整用
その他・・・

最近では年間1~2台しか入庫しない、RX-7 FD3S用のSST(特殊工具)と
整備解説書、配線図までありますw
当分、工具貧乏は続きそうです・・・全ては正確かつ迅速な仕事の為に・・・
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営業時間 10:00~20:00
新規のお客様からFD3Sチューニングのご相談
話を進めていくうちに、6万㌔走行の車両なのでチューニングの前に
一度現状をチェックしてみることに・・・

試運転でエンジンの出力不足を確認後、リフトアップしてみるとエンジンと
ミッションの間辺りからオイル漏れを確認
まずはエンジン不調を治して、オイル漏れはステーショナリギヤ付近からなので
T/M脱着しないと治せないので、ついでに当店おすすめのカッパーミックスクラッチに交換
することに決定
ダンパーもへたっていたので、TEIN車高調+EDFC ACTIVEでリフレッシュ

コントローラーからワイヤレスで信号を受けるドライバユニットをエンジンルームに設置するのですが、エンジンルームの熱が凄すぎて
高温で誤作動
ならばと、エンジンルームの前の方のヘッドライトの横辺りに設置場所を変えるも撃沈
ロータリーのエンジンルームの熱凄すぎ
FD3SはEDFCドライバユニットはエンジンルーム設置不可です
3回目に室内に設置し、ようやく普通に作動するようになりました
車高調装着後、エンジンパワー不足の診断の為に簡易的にブースト計を装着し試運転に
アクセルを踏み込んでも、パワー感がなく高回転でどんどんブーストが下がります・・・
まさに『クソッタレが、セカンダリータービン回ってねーんじゃねーのか?』by高橋啓介
のようなフィーリングでした


色々と調べていくとココでした・・・

プレッシャーチャンバーの下にあるワンウエイバルブが破損して、過給圧漏れまくり
ここは、セカンダリータービンの制御にも関係しているので、セカンダリータービンが
設定過給圧まで回っていませんでした
今後このトラブルを、当店ではトラブルコード『高橋啓介』と呼ぶことにしますw
ワンウエイバルブを交換して試運転すると、セカンダリータービンもきっちり回り
FD本来の加速を取り戻しました
中古で購入された車は一度点検してみてはいかが?
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話を進めていくうちに、6万㌔走行の車両なのでチューニングの前に
一度現状をチェックしてみることに・・・

試運転でエンジンの出力不足を確認後、リフトアップしてみるとエンジンと
ミッションの間辺りからオイル漏れを確認
まずはエンジン不調を治して、オイル漏れはステーショナリギヤ付近からなので
T/M脱着しないと治せないので、ついでに当店おすすめのカッパーミックスクラッチに交換
することに決定
ダンパーもへたっていたので、TEIN車高調+EDFC ACTIVEでリフレッシュ


高温で誤作動
ならばと、エンジンルームの前の方のヘッドライトの横辺りに設置場所を変えるも撃沈
ロータリーのエンジンルームの熱凄すぎ

FD3SはEDFCドライバユニットはエンジンルーム設置不可です
3回目に室内に設置し、ようやく普通に作動するようになりました

車高調装着後、エンジンパワー不足の診断の為に簡易的にブースト計を装着し試運転に
アクセルを踏み込んでも、パワー感がなく高回転でどんどんブーストが下がります・・・
まさに『クソッタレが、セカンダリータービン回ってねーんじゃねーのか?』by高橋啓介
のようなフィーリングでした



色々と調べていくとココでした・・・

プレッシャーチャンバーの下にあるワンウエイバルブが破損して、過給圧漏れまくり
ここは、セカンダリータービンの制御にも関係しているので、セカンダリータービンが
設定過給圧まで回っていませんでした
今後このトラブルを、当店ではトラブルコード『高橋啓介』と呼ぶことにしますw
ワンウエイバルブを交換して試運転すると、セカンダリータービンもきっちり回り
FD本来の加速を取り戻しました
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